2020-05-21
ウエディングドレスのスカートボリューム感をアップしたりラインを美しく整えるのに欠かせないブライダルアイテムのパニエ。プリンセスライン、Aラインのドレスによく使用されますがパニエの有無によるボリューム感は個人の好みによる部分もあり、それほどボリューム感を求めない方と通常よりもよりスカートのボリューム感を出しながら安定したシルエットをキープしていたい方でその必要性が変わってきます。
大体のプリンセスラインやAラインのウエディングドレスはベル状のパニエを装着しやすい様に内側がデザインされていますが、中にはそうした一般的なパニエが装着できないデザインのドレスもあります。
パニエの装着が難しい特に代表的なドレスにヴェラウォンのヘイリーやリーゼルなどがあります。元々内側に何層もチュールが重なっているのでパニエは必要ないのですが、お客様によってはスカートのボリューム感をしっかり出したい方もいらっしゃる様です。ただ、これらのドレスは一番内側に直径の狭いアンダースカートが付いているのでその内側にはパニエは付けられませんしそのアンダースカートの上に装着しようとしてもしっかり上まで固定する事が難しい形状となっています。
こうしたデザインの仕様のドレスには一般的なベル状のパニエではなくマーメイドタイプのパニエが実はお勧めです。(補足画像1参照)裾の方をワイヤーで展開する状態のものですがこのタイプならアンダースカートを膝位まで上げた状態でも使用出来ますしアンダースカートの上にも装着が可能なので「パニエの装着が分からない・・」と悩む事がありません。ヴェラウォンのドレスであれば裾周りのボリュームは元々あるのでマーメイドタイプの様なワイヤー直径がそれほど大きくないものでもボリュームキープの役割は十分果たす事が出来ます。
裾周りとは別にバッスルタイプのもの(補足画像2参照)やミニスカートタイプのドレス用のショート丈パニエを腰回りに装着する事で全体のボリューム感は切り替え部分からグッとシルエットが引き締まる様にもなります。
パニエでボリュームを出したいのだけれどうまく装着してラインが出せない・・そんな時にはマーメイド用パニエとウエスト周り用のショートパニエやバッスルなどを応用してみると解決出来るかもしれませんので参考にしてみて下さい。
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