2020-01-24
今年の冬は暖冬の影響で雪は降らずに雨が多い傾向がある様です。
特に今週末からしばらくは少し早めの春の長雨の様に雨マークが全国的に広がる様です。
さて、もうすぐ結婚式を控えてご自分のウエディングドレスを自宅で保管している方もいらっしゃると思います。ドレスの素材によっては湿度が高いと生地に少なからず変化を及ぼすデザインのものもあります。ポリエルテル系のドレスは問題ありませんが、シルクオーガンジーのドレスで立体的なデザイン装飾が施されているものはたとえカバーから外していてもその他の事に注意しないとせっかくのシルエットが崩れてしまいます。
シルクオーガンジーの特性として「水分を吸収しやすい」傾向があります。シルクが水に弱いというのは、繊維がその吸収しやすい特性の為に収縮や繊維の膨潤・変質などを起こして生地として織り上げられた形状が著しく変化してしまう可能性が高い事による表現になります。この特性は少しの水分でも生地の影響に関わってきます。
つまり、部屋の湿度が高い状態での保管をしているとドレスのシルエットが垂れ下がった様な感じになるという可能性が非常に高くなるという事です。特に海外ブランドの人気ウエディングドレスでボリューミーなふわふわデザインのシルクドレスはほんの少しの湿度の変化でイメージが変わってしまうものもあります。
この季節、シルクのウエディングドレスでこれから使用を控えている場合は
①雨が続く時は除湿などをした部屋で保管する
②加湿器などを使用した部屋で保管しない
この2点に気を付けて頂く事で当日までシルエットを良好に保つ事が出来ると思います。
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