2020-01-14
これから挙式スタートという前に気を付けて頂きたいシミがあります。
それはブーケの花や草の汁です。
茎を切った場所や花びらが何らかの形でつぶれて汁が出てしまったものがドレスのお腹あたりに点々と付いてしまう事があります。ありがちな事例ともいえますが、最近のブライダル業界の環境やトレンドの流れの中でこうした事態に対処出来ないまま本使用に不本意ながら臨まざるを得ないトラブルもある様です。
最近は様々なシチュエーションをより多く撮影していく為か、挙式を始める前にブーケを持って撮影するのも結構色々な設定や場所で行うケースが増えている様です。
生花は使用状況が多い程汁などが自然に出てくるリスクがあります。胸に抱えながら撮影を続けた後にいざ本番へと向かう時、気付くとお腹の周りなどになかったはずの色が付着している・・・挙式まで時間がない中でこのシミを除去するのは一定の環境と条件がないときれいに除去する事は難しいと思います。慌ててスタッフの方々が濡れたタオルなどで拭き取ろうとしたりすると生地に擦れも生じますし、シミはその方法ではまず除去は出来ません。
適切な処理が出来る機材を備えたお手入れ室を会場内に持っている所であればなんとか対応は可能ですが、最近はお手入れ室に専用の染み抜きの機械を持たない場所も多いのと提携ドレスショップ方式で会場には衣裳に関わるものをほとんど備えていない所が増えている傾向がある為、こうしたイレギュラーな事態が起こると挙式1時間前などの事態であれば手の打ちようがないケースもあります。
ポリエステル系のウエディングドレスであれば手持ちの日用品などでなんとか改善を図る事が出来る可能性もありますが、シルク素材のドレスの場合は改善はほとんどその場では出来ないという点はブライダル業界や美容の方々は頭に入れておいたほうが良いかと思います。
花の花粉も一度付着すると除去が難しいのでご注意下さい。
撮影を事前に行う際は生花類に草木の汁などが出ていないかを確認してから撮影直前にお渡しする様な予防的な対応が実際のところは最善のリスク回避方法だと思いますのでご参考にして頂ければ幸いです。
本利用後にこうした場所が出てしまった場合のクリーニングについては当社では素材とシミに合わせた処理方法でもちろん綺麗に除去出来ますのでお気軽にご相談下さい。
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