2019-05-01
前撮りと挙式の間が一ヶ月~2ヶ月位のケースはよくある流れの様ですが、そのタイミングでクリーニングはどうすればよいかというご相談を頂く事があります。確かに、一回クリーニングした後にまたすぐ本使用後にクリーニングをするのは費用的にもドレスの状態的にも悩む所かと思います。
クリーニングをするべきかどうかの判断は、使用状況による外観的な状態と対象となるドレスの構造によって短い期間で2回(前撮り後と挙式後)クリーニングをしても総合的にリスクはないかを考える事が必要となります。
短い期間でクリーニングをしても問題ないドレスの代表例として、リゾートウエディング向けのデザインと縫製がされているもの(ワタベウェディングやWITH A WHITEなどのドレスブランド)はクリーニングが何回か行われる事を前提とした考えの基にドレスを製作しているものが多い為、生地の選定や縫製の耐久性が高いドレスが多くあります。
これらのドレスブランドの特長は、耐久性を追求しながらも様々な高機能な生地を使用する事でデザインも最新のトレンドを踏襲しながら毎年コレクションを重ねてみえる事です。
対して、なるべくクリーニングの回数を少なくした方がいいものにはドレス全体のデザインに切りっぱなしのデザインが施されているものやシルク素材のドレスなどが主に挙げられます。切りっぱなしのデザインは通常動作やクリーニング工程などでの摩擦などで横糸が抜けやすくなり、デザインのラインが粗くなりがちです。染色されたシルクのカラードレスも退色堅牢度が低い為、クリーニングなどで色合いが淡くなるリスクがあります。こうした取り扱いに注意が必要なものは主に高額な海外ブランドのウエディングドレスに多く見られます。
最近は低価格でオーダー出来たり、一着数万円の売り切りのアジア各国で作られたウエディングドレスも購入しやすいという点で人気がある様ですが、これらは価格に合わせて生地の品質に少々問題があったり、工程の簡略化の為に接着剤を各所に使用したものがあります。生地がシワになり易かったりクリーニングで簡単に接着部分の刺繍や装飾が取れてしまうものもあります。予想しないリスクが起きる可能性がありますので、クリーニングを依頼する際は豊富な取り扱い経験のあるクリーニング会社に相談した方がそれぞれのドレスに合わせた最適なクリーニングアドバイスをしてもらえます。
この様にドレスのブランドやデザインなどによってクリーニングのタイミングは様々な違いがあります。挙式本番のご利用前にドレスをクリーニングするべきかどうかのご判断にお悩みの方はどうぞお気軽にご相談下さい。利用状況やドレスのデザインやブランドに応じたアドバイスをさせて頂きます。
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